新築の庭で家庭菜園ブログ
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きゅうりの葉に黄色い斑点ができる病気

カテゴリー:きゅうりの育て方 投稿日時:06月18日 

きゅうりは夏野菜の中でも病気になりやすい野菜と言っても過言ではありません。
特にきゅうりの葉に黄色い斑点が表れる「べと病」は、6月~7月に発生しやすい病気です。
今回はきゅうりがかかる病気の原因から、病気への対策をご紹介したいと思います。

主なきゅうりの病気

きゅうりを栽培していて気をつけなくてはならない病気は2つほどあり、それは「うどん粉病」「べと病」です。
どちらもカビが原因の病気で、風や水はねにより簡単に感染が広がってしまうやっかいな病気です。


ただ「うどん粉病」に関しては、苗の植え方を工夫することでうどんこ病の発生を防ぐことができます。
詳しくはきゅうりの土作りと苗の植え方でご紹介していますが、植え付け時にきゅうりの苗を地表から2~3cm顔を出した状態で植える方法です。
きゅうりの苗の植え方
化学的な根拠は不明ですが、きゅうりは成長に多くの酸素を必要とするということと、この植え方をすると根に酸素が入りやすいということが関係性しているのではないかと個人的に考えています。
つまり元気に育つことで、うどんこ病原菌に負けない抵抗力が付くといったところでしょうか。

この植え方で、うどん粉病にかからず健康に育ったきゅうり。
うどん粉病にならなかったきゅうりの葉

一方「べと病」に関しては今のところコレと言った対処法が無く、無農薬栽培を貫く場合にはやはり早期発見が重要です。
こちらはべと病にかかったきゅうりの葉。
きゅうりの病気べと病
全体が黄色く枯れ上がるのではなく、葉の筋(葉脈)に沿ってブロックごとに白く枯れていきます。
このまま放っておけば、当然葉は枯れていきますし、この間カビの胞子は他の葉や他の株に感染し、病気を広げていきます。
写真はもう末期の症状ですが、こうなる前の初期症状として葉に黄色い斑点ができはじめますので、その状態で対応できれば感染が広がることを防ぐことはできます。

葉に黄色い斑点ができる「べと病」の対策

べと病の発生源は、上記でも述べたようにカビ。
6月の梅雨に入った時期や、葉が混み合う7月ごろに発生のピークを迎えます。
つまり長雨や水はけが悪い土、風通しが悪い状態など、カビが発生する条件が揃うとべと病が発生しやすくなるので、雨が多く湿度が高いときは要注意です。


また、べと病は土からの感染も主な感染源となります。
なぜ土にいるカビが葉に感染するのかというと、畑の土の排水が悪かったり雨が続いたりすると土に水がたまりやすくなりますよね。
土に水が溜まったところへさらに雨が降ると、水と一緒に土が跳ねて葉に付着し、結果感染してしまうということになります。
特に降雨時は水の重みで葉が垂れていることも多く、土と葉の距離が近くなっていることも感染が増える原因と言えるでしょう。
とは言っても梅雨や長雨については家庭菜園ではどうにもなりませんから、水跳ねと葉の接触を防ぐため、定植時にはしっかりとマルチシートをしておくことや、株の下の方にある葉は摘んでしまうことがべと病対策になります。
マルチに穴を開ける

また感染してしまったと思われる葉は、回復を期待せずにすぐに切り取って廃棄してしまうことも大切です。
感染した葉は風や雨でカビを撒き散らす感染源となってしまいますので、そのままにしたり畑に置いておいたりしないように注意しましょう。

このように気を付けて栽培をしていれば、もしべと病に感染してしまっても無農薬で収穫期をやり過ごすということができます。

ただべと病は農薬で治癒できる病気でもあるので、農薬を使って株を元気に戻すという方法も効果は高いです。
べと病に効果的な農薬は「ダコニール1000」です。
ダコニール1000
ダコニール1000は様々な種類の病気に対応しているので、もしべと病と判断できず違う病気であっても問題ありません。
薬による汚れも比較的低いので、家庭菜園で活躍する農薬の1つと言えます。
もちろん、きゅうりにも適用します。

きゅうりのべと病に対しては収穫前日まで8回使用することができますので、数回で症状が収まってしまえば、農薬の量としては気にするような量ではありませんし、感染した葉やその周辺だけに散布しますから、きゅうりの実や他の野菜にかかってしまう心配も少ないのが特徴です。

ダコニール1000の使い方

まずは、添付の説明書で希釈倍率や必要量を確認してみまよう。
ダコニール1000適用野菜
きゅうりの病気には、1平方メートルで100mlの散布と書かれています。
1株分であれば100mlあれば十分ですね。

ただ薬液を0.1mlというのは正確に計りにくいので、同封されている計量カップで0.5mlを目安にダコニール1000を入れて、
ダコニール1000を0.5ml
これを500mlのスプレーボトルに入れて1000倍に希釈します。
農薬をスプレーボトルに入れる

あとはダコニール1000を希釈した農薬を、感染した葉に吹きかけるだけ。
べと病の治し方
しっかりと葉の裏面にも散布します。
葉の裏にも農薬を散布
農薬を使う際は、マスクと手袋を忘れずに。

ただし、せっかく使用した農薬も雨で流れてしまえば効果は半減、土にも農薬が流れてしまいます。
そういったことが無いように、梅雨時に使用したいのが「ダイン」という展着剤
ダインを使用することで薬剤がムラなく葉に付着するようになり、雨で流れ落ちることを防いでくれます。

農薬の効果が減ることを防いでくれるので、結果的に農薬の使用回数を増やさないということに繋がります。
使用方法は農薬と一緒に1ml程度混ぜるだけです。

べと病への対応のまとめ

きゅうりを育てていて「べと病かな?」という症状(葉に黄色い斑点)が表れたら、まずはその葉をすぐに廃棄しましょう。
それでも翌日、翌々日に感染する葉が増えるようであれば、他の株や野菜にも影響を与える可能性が高いので、潔く株を抜いてしまうか、農薬を使うかの選択をしましょう。
私としては、感染が初期であればダコニール1000を数回使用して治してしまうのが良いと思います。
農薬が気になるなら、その時に実っていたきゅうりは取ってしまって、治癒後に実ったきゅうりから収穫を再開すれば安心して食べられるかと思います。

次はきゅうりの葉が白くなるときの対処法をご紹介します。


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