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イボが少ないキュウリ「フリーダム」の育て方

カテゴリー:きゅうりの育て方 投稿日時:03月14日 

きゅうりは家庭菜園の中でも定番野菜ですが、色々な種類があることをご存じでしょうか?
定番品種である「夏すずみ」や「さつきみどり」、支柱のいらない地這きゅうり、四葉系、品種改良されたもの、などなど。
そんなきゅうりの中でも、今回はイボがない「フリーダム」という品種のキュウリの育て方をご紹介します。

きゅうりフリーダムの特徴

フリーダムの最大の特徴は、なんと言ってもイボがないことと皮が薄いことです。
なので、そのまま生で食べたり、サラダできゅうりを食べることが好きな方に向いています。
またブルーム(表面の白い粉)が少なく、見た目にもツヤツヤのきゅうりとなります。

生育という面でも、フリーダムは草勢が強いので初心者向きの面もありつつ、いかに収穫量を増やすかという、熟練者向けの一面も持ち合わせている品種となり、どなたにも向いていると言えます。

またキュウリは、最近の研究でダイエットにも効果があることが解明されたそうです。
きゅうりに含まれる「ホスホリパーゼ」という物質が、毒素を出し代謝を上げ、脂肪を排出する手助けをしてくれるとか。
食前に生で食べると効果が高いということで、家庭菜園でキュウリを作れば、食事前に収穫してすぐに食べることができます。
新鮮な野菜も食べれて一石二鳥ですね!
きゅうりは家庭菜園でも沢山収穫することができますから、ダイエットを考えている方もぜひきゅうり栽培にチャレンジしてみていただければと思います。

きゅうりの栽培スケジュール

トマト同様(大玉トマトの種まきと発芽)、夏野菜のきゅうりは7月にピークを持っていきたいので、種まきと育苗は2月から始めていきます。
ただし、きゅうりは夏野菜の中でも特に寒さに弱い野菜で早植えができません。
朝晩の冷え込みが緩まった4月中旬以降に植え付けができるように、タイミングを見て種まきを行う必要があるので注意しましょう。
そして植え付け後は急速に成長し、すぐに実を付け、6月には収穫が始まります。
きゅうりの実は放っておくといくらでも大きくなってしまうので、少し小ぶりな15cm~20cmまでの間にどんどんと収穫していきます。
小まめな芽かきと収穫を行っていると、上手くいけば8月くらいまで収穫を楽しむことが可能な野菜です。

きゅうりフリーダムの種まきと成長

それでは、きゅうりフリーダムの育て方をご紹介していきます。
まずは種まきから。

種は発芽しやすいように1晩水に浸しておきます。
きゅうりの種を水に浸す

翌日、土を入れたポットを用意し種まきを行います。
きゅうりの種まき
土は特に培養土である必要もないので、畑にある土をそのままポットに入れて問題ありません。
種をまく数は1ポットあたり3粒にしました。

種を植え土を被せたら、ビニール袋などにいれて軽く口を縛り、保温・保湿を行います。
室内で日当たりのよい、暖かい場所に置いておきましょう。

そして種まきから5日後の様子がこちら。
きゅうりの発芽
2月という真冬でも、室内であれば4~5日程度で発芽が確認できました。
このフリーダムと言う品種は、発芽直後の双葉は黄色いんですね。

発芽から約10日後。
キュウリの双葉
双葉は濃い緑色に変化し、種は全て順調に育ちました。
それなりに大きくなってきたので、ここで3本から2本に間引きを行います。
一番元気のなさそうな芽を間引き、本葉が大きくなってきたら最終的に1本の苗とします。
きゅうりの間引き
間引きの注意点としましては、まだ小さな株でも根はしっかり伸びていますので、残す株の根を傷めない様に、土を押さえながら優しく抜くようにしてください。

間引きを行うと成長も早くなり、
本葉が表れたきゅうり
本葉がすくすくと大きくなっていきます。

次回は、きゅうりの土作りと苗の植え方をご紹介します。

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