新築の庭で家庭菜園ブログ
家庭菜園を新築住宅の庭ではじめた野菜の育て方ブログ

家庭菜園1年間のスケジュール

カテゴリー:家庭菜園全般 投稿日時:01月11日 

今回は、家庭菜園において1年間をどのようなスケジュールで進めていくのかまとめてみました。
もちろん作る野菜や地域によっても違いがあるとは思いますが、大きく全体を捉えたスケジュールを作りました。
家庭菜園初心者の方や、どのように手を付けていいか分からない方など、ぜひ参考にされてみてください。

家庭菜園の1年間

1月
腐葉土をすきこむ
新規に家庭菜園を始める場合は、菜園スペースを開墾したり、土作りを始めたりするのに調度良いタイミング。
土の中に潜む虫も冬眠していて駆除しやすいです。
秋まき・冬まきの野菜を栽培している場合は、春の収穫に向け野菜が成長中。
ただほとんどの野菜において成長期にはあたらないと思いますので、追肥(後から与える肥料)などの作業は必要ないことが多い時期となります。

>>新築住宅の庭で家庭菜園を始める!

2月
まだまだ寒さが続く時期ですが、早くも夏野菜の栽培に向けて準備が始まります。
今年育てたい作物を畑の広さなどから考慮し、区割りを考えましょう。
トマトやキュウリなどを種から育てる場合には、保温器などを使って発芽させ、この2月から温室(室内)栽培をスタートさせます。

>>保温器を使ったトマトの発芽方法(ホーム桃太郎)

3月
秋まきした野菜で春に収穫となる野菜は、この時期に追肥を行うことで肥大するものが多いです。
害虫なども活動を始める時期ですので、収穫前に防虫ネットなどが必要であれば張っておきましょう。
春に向けての土作りも開始。
牛糞や鶏ふんを使う場合は、この時期に畑にすき込んでおくと良いでしょう。

>>庭土を使った家庭菜園の土作りや土壌改良

4月
ナスの接木苗
夏野菜を苗からスタートさせる場合は、4月中旬からホームセンターで苗が手に入るようになります。
事前に土の準備を行い、苗を購入したらすぐに植え付けられる環境を整えてから、苗を購入するようにしましょう。
また、地域による植え付け適期を外れないことも大切です。

>>ナスの苗の植え付け

5月
夏野菜の植え付け最盛期です。
ゴールデンウィークまでには済ませておくと良いでしょう。
また雨季に入る前にどれだけ元気よく育てられるかということも、家庭菜園においては大切なポイントです。

6月
うどんこ病
梅雨に入り、野菜の管理は経験が問われるところ。
空梅雨であれば家庭菜園にとっては育てやすく、長雨が続くと病気との戦いとなります。
農薬を使うにしろ使わないにしろ、変化があったらすぐに対応することが、病気を乗り越えるためのポイントです。

>>メロンの葉に病気が発生した際の対処法


7月
6月28日の大玉トマト
待ちに待った夏野菜の収穫期に入ります!
野菜により1回で収穫が終わるものから、長く収穫期が続くものなど様々ですが、家庭菜園において1番収穫の喜びを味わえる時期かもしれません。

>>成長した大玉トマトの摘心から収穫

8月
引き続き夏野菜の収穫が続きます。
ただ、夏の暑さにより株も弱り始めるころ。
この時期の管理を、いかに上手くこなすかによって、最終的な収穫量に違いが出てきます。

9月
黒いポリ袋に土を入れる
夏野菜を撤収。
暑さが続いていれば、夏の土壌消毒がおすすめ。
また秋まき野菜に向けて土を休ませたり、再度、耕しておいたりすると良いでしょう。

>>家庭菜園における夏と冬の土壌消毒の方法

10月
秋まき野菜の種を植えたり、苗を植えたりします。
冬に収穫できる野菜は、この時期の害虫を乗り切ってしまえば、あとは管理が楽になります。
さらに残土や庭土を使って、腐葉土を作り始めるのにも良い時期です。
落ち葉や枯れ葉を集めておくと良いでしょう。

>>庭の残土を使った腐葉土の作り方

11月
秋まき野菜が成長し、ひと段落ついてくる頃。
適度に雨が降れば水やりなども必要なく、管理が楽になってきます。

12月
収穫時期になった大根
越冬しない冬野菜は収穫時期となります。
大根や白菜が代表格ですね。
春に収穫となる玉ねぎやニンニク、また苺などは、乾燥のしすぎに注意しながら適度な水やりを行います。

>>大根の成長と収穫

家庭菜園の1年 まとめ

いかがでしたでしょうか。
家庭菜園の1年、参考になりましたか?
栽培する作物1つ1つに注目すれば、もっとその時々にやることがあるのですが、大きな全体の流れとしてはこのような流れとなります。
また家庭菜園1年目の方と2年目以降の方ではやることにも違いがあります。
様々な経験を積んで、最後は自分の地域やライフスタイルにあった栽培方法を見つけ、自分なりの家庭菜園を見つけられると楽しく作業することができると思います!

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