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ネギの育て方(苗作り)

カテゴリー:ネギの育て方 投稿日時:03月21日 

家庭菜園で採れるネギは香りが良く、薬味として大変重宝します。
品種も豊富にあり、有名な深谷ネギや九条ネギなどそのまま食べても甘いものなど。
世話も簡単で初心者でも安心して家庭菜園を楽しむことができます!ただ栽培期間が長くなるので他の野菜作りの収穫時期やスペースなどを考えて始めましょう。

ネギの栽培スケジュール

ネギを育てるには苗からも可能なのですが、種からはじめることをおすすめします。
発芽率が高いので難易度が低く、苗を買うより圧倒的にコストパフォーマンスが良いことが理由です。
余ったネギの種は、密封して冷蔵庫の野菜室などで保管すれば2~3年は使用可能です。

また販売されている苗には農薬が使われている可能性がありますが、最初から自分で育てていれば安全性も担保できます。

ネギ栽培の全体のスケジュールとしては3月ごろに種まきを行い6月ごろまで苗を作ります。
ここまではプランターや鉢で苗作りができますので、新築住宅のお庭でも場所的に問題になることはないと思います。
その後苗ができたら畑に植えかえて、11月~1月の鍋シーズンに収穫時期となります。

種まきから苗作りまで

今回は「石倉一本太ネギ」を選びました。
まさに定番のネギといった品種ですね。

苗作りは地植え・プランターどちらでも可能です。
育苗用のポットを使ったネギの苗の作り方は、こちらのポットを使ったネギの苗の育て方でご紹介しています。
こちらではプランターでネギの苗を作っていきます。

堆肥を混ぜた土とphを調整した土を用意、もしくは野菜用の土に適当に種をばらまきます。
種はおよそ20個~30個といったところでしょうか。
ネギの種

後で間引きますので、多少多めに撒いても大丈夫です。
ネギの種まき
ネギは嫌光性という説が大半ですが、確実に光を遮る必要もなく、後にも紹介しますが土を被せなくても発芽します。
ですので、土は種に軽く被る程度で十分です。

種をまいたら水をたっぷり与え、種まきは完了です。
ネギの種まき後に散水する

ネギの種の発芽は、まだ寒さが残っていれば1週間ぐらい。
春の暖かさが感じられる頃であれば3日程度で発芽します。

なんと土が被っていなくても発根を確認できました!
ネギの発根
ネギの発芽率は本当に驚異的であると実感します。
また、これが「ネギは嫌光性だ」とは言い切れない証拠となります。

その後、ネギの特徴である「くの字」になりながらネギの発芽が確認できました。
ネギの発芽

発芽から1週間後の様子。
ネギ発芽から10日後

発芽から10日後の様子。くの字になっていたのが真っすぐになろうとしています。
ネギ発芽後1週間

発芽した後は乾燥した土でも育ちますので、土が乾いているのに気付いたら水をあげる程度で大丈夫です。
ネギが10cmくらいに成長してきて、葉が密集しすぎているなと感じ始めたら、徐々に間引きを行ってください。


鉛筆の太さくらいになればネギの苗作りは完了です。

今回使用した種はこちら。

苗栽培中のネギの葉にくっつく芋虫ネギコガ対策はこちらをご覧ください。

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