今回は、液体肥料であるHB-101の効果実証実験をしてみたいと思います。
このHB-101は花屋さんでも使われていることがあって、東京の某有名花屋で花を買うと付いてきたりもします。
つまり効果は、プロのお墨付きということですね。
いやしかし、他の液体肥料とはどれぐらい違うのか、というか他の液体肥料じゃダメなのか?という疑問、
また液体肥料はなにがいいかと悩んでいる方に対して、実際のHB-101の効果を知るために効果比較実験を行ってみました。
まず抑えておきたい点として、HB-101の特徴は「100%天然由来成分」であること。
葉や茎に活力を与えることは当然ですが、土中の微生物の増殖を促す効果もあり土壌を良い状態にしてくれるそうです。
安全性という面でこの時点で1つプラスです。
一方普通の液体肥料は、科学的に養分が調整されており、植物自体に効果がでやすいことを追求した配合になっています。
実験に使用する種は「風船かずら」の種。
土はどれも同じ土を使用し、各肥料は種まきと同時に施肥します。
(実際に植物を育てるときは、施肥のタイミングを図ってください。種まきと同時なんて普通はありえませんから(笑))
その後は、各肥料に明記されている間隔で追肥していきます。
HB-101とハイポネックスは週1回を目安。
水やりについては追肥時以外すべて同じタイミング。
ポットの大きさ、日当たりについても、すべて同じにします。
ゴールは開花。
一番最初に花を咲かせたものが肥料効果1位とします。
今回HB-101の効果を検証するために、比較対象として用意したのはこちら。
まずはHB-101。
次に液体肥料の定番と言えるハイポネックス(液体)。 N-P-K=6-10-5
さらに家庭菜園でおなじみの化成肥料(固形)。 N-P-K=8-8-8
そして最後に、何も入れない(肥料なし)そのままの状態でも検証します。
下の写真左から、何もなし(土だけ)、ハイポネックス、化成肥料、HB-101、となります。
各ポットには種を2つずつ同じ深さで蒔きました。
水やりや日当たりが平等になるように世話をしながら、1週間が経過。
まだどれも変化が見られません。
15日が経過。
ここでポットに変化が!
HB-101を与えているポットで、発芽確認となりました!
やはりHB-101の土から元気にする(微生物を活性化させる)という効果が、発芽日数にも影響を与えているようです。
さらに3日後となる18日目。
2番目に発芽したのは、なんと「何もなし」の土。
次はハイポネックスかな~と思っていたので、ちょっと意外な展開。
同じ18日目、HB-101のポットの様子。
発芽以降、順調に生育しています。
実験開始(種まき)から20日が経過しました。
発芽した2つのポットは順調に成長中。
他のポットには変化が見られなかったのですが、
22日目にやっと変化が。
化成肥料を与えているポットが、3番目の発芽となりました。
普通はこんなことしないのですが、検証のため発芽を確認できたこの時点で、化成肥料の追肥を行いました。
23日目。
化成肥料に1日遅れてハイポネックスのポットも発芽。
これですべてのポットで1つの種が発芽したことになります。
(種まきしたのは各2粒)
また同日、こちらも1番手でHB-101のポットに植えた2つ目の種が発芽しました。
28日目が経過しました。
化成肥料のポットが育っていません。
どうやら肥料やけの症状が現れたようです。
やはりこういった化成肥料の使い方は良くないということが分かりました。
種まきから30日が経過。
全体の様子です。
後から発芽したHB-101の2本目は、すでに何もなしのポットと同じ大きさになっています。
34日目。
HB-101から遅れること10日、何もなしのポットからも2つ目の発芽を確認しました。
35日目。
ハイポネックスが思ったより、勢いがありません。
一方HB-101のポットは、他を引き離すように大きくなっています。
40日が経過。
ここで2本生えているポットについては、成長の良い1本を残し、間引きを行いました。
また出遅れていたハイポネックスですが、葉の色やツヤを見ると何もなしのポットよりも明らかに状態は良さそうです。
実験開始から50日。
HB-101のポットに蕾が付きました。(一番上の先端部分)
またハイポネックスのポットの成長が急激に良くなって、一気に2番目の大きさになりました。
55日目。実験最終日。
ついに、ひとつの区切りとしていた開花を確認することができました。
一番最初に花を咲かせたのは…
やはりHB-101のポットでした!
他のポットは蕾も確認できていないので、ダントツの効果を発揮しての優勝といっても過言ではないと思います!
ここまで55日間をかけて調査した実験結果、いかがでしたでしょうか?
化成肥料のポットがまったく育たなかったり、何もしないポットの発芽が良かったり、意外なことも多くて、実験していた私が一番勉強できました(笑)。
おまけとして、ポットから苗を抜いて根の状態を確認してみたのでご覧ください。
左は何もなしのポット。
なんとなく根が少なく感じますね。
真ん中がハイポネックス。
良いのか悪いのか、途中からとても根が太くなっています。
そして右がHB-101。
根が良く張っていて、伸びも良い感じです。
船長の様子だけでなく、根の状態で比べてもHB-101が1番健康的だということがわかりました。
今回の実験と結果を踏まえまして、肥料の効果と育ててみた印象を振り返ってみます。
まず後半に威力を発揮したハイポネックス。
どうやら土に対しての好影響や、植物の発芽期に対する効果は一切無いようです。
ただ植物が成長し、蕾の形成や開花前など養分を欲しがっている時期に与えると、目に見える効果があります。
今回の実験においては途中から急成長したため、私にはスポーツで言うところの「ドーピング」のようなイメージが付いてしまいました…。
本当に弱ってしまった時に使用するのが、良い使い方と言えるかもしれません。
次に化成肥料。
養分の塊と言える化成肥料は、やはり植物に接触することは良くないとわかりました。
今後の家庭菜園においては、しっかりと水やりで溶かすことをイメージしたいと思います。
最後にHB-101。
自然由来の肥料ということで「使いすぎ」という弊害がなく、また成長が一定の速度を保っていたことから、養分の注入というイメージではなく、土や微生物を元気にすることが結果的に植物の成長を良くするという仕組みを実感することができました。
やはり他の肥料よりも安心感が高く、かつ効果があるHB-101は、家庭菜園にはぴったりの肥料なのではないかと思います。
ここからはHB-101の購入の流れについてご紹介したいと思います。
購入はこちらの天然植物活力液「HB-101」公式オンラインショップで購入可能です。
気になる価格は、一番小さい35cc入りで1000円となります。
35ccといってもHB-101は1000倍に薄めて使用しますので、35リットル分使用できることになります。
1リットルジョウロなら、1cc入れて満タンまで水を入れられることになります。
他にも100ccや500cc、プロ農家向けの20Lなんて商品もあります。
効果に半信半疑なら一番小さい35ccから買ってみても良いと思いますが、価格的には100ccが2300円となるので、家庭菜園では使用頻度などを考えて100ccタイプがお買い得になります。
一般的なサイズの庭であれば、100ccで2年くらいはもつと思います。
購入はクレジットカード、代引きが可能で、私はクレジットカードで夜間に購入。
2日後には到着しました。
対応早いです。
到着したダンボールの中身を開けてみると…
商品とパンフレット、そしてHB-101の緩効性肥料顆粒タイプと今回効果実験を行った「風船かずら」の種が入っていました。
緩効性肥料などおまけが入っているのが嬉しいですね。
種についてはその時期によって違う物が入っているのだと思います。
私の実験が信じられないという方は、このサンプルの種を使ってご自身でも検証してみることが可能ですよ!
今回実験をしてわかったように、発芽前においてもHB-101を与えると良い結果が出ることがわかりました。
また発芽後でも、葉の勢いは強くなり、他の肥料の効果を引き離すほどでした。
HB-101は間違いなくおすすめできる液体肥料です。
今回は種まきから実験しましたが、今現在育てている植物が元気を無くしてきたときにも十分効果を発揮してくれるはずです。
ご家庭に一本用意しておけば、植物が弱ったときに、これから収穫を迎える野菜にも、すぐに効果を発揮してくれるのではないでしょうか。
野菜・果実・米・茶・花・樹木と、すべての植物栽培に使える天然植物活力液「HB-101」。
農園はもちろん、家庭菜園・ガーデニング・ベランダ園芸など、植物を育てるすべての方におすすめです。