家庭菜園でナスを育てていると、葉っぱが丸まってしまうことがあります。
この葉が丸まる症状は、ナスが何かを訴えている証拠でもあり、原因の初期症状として葉に表れているのかもしれません。
葉が丸まる理由についてはいくつか考えられますので、紹介していきたいと思います。
まず実際にナスの葉が丸まった様子をご覧ください。
いくつかある内の2枚の葉が、完全に内側に丸まっているのがわかるでしょうか。
他の正常な葉は、外側に垂れるように生えていることがわかります。
もちろん、このまま何もしなければ全ての葉が内側に丸まりだすことは明らかです。
そしていずれ、葉が1枚枯れ、また1枚枯れて、最後には株自体が弱って枯れていってしまいます。
そうならない為に、早めの対処で元気になってもらいましょう。
ナスの葉が丸まる原因としては、「乾燥」・「肥料不足」のいずれか、もしくは両方となります。
ナスは水分と養分をとても多く欲しがる植物ですので、乾燥すればすぐに水切れしますし、肥料が足りなければ養分不足となり、すぐに葉の変化として現れます。
病気や害虫によりナスが枯れはじめる場合もありますが、この場合は葉が丸まるのではなく、葉の色や見た目に変化が出てくると思いますので、今回の症状とは異なります。
原因は水切れか肥料切れということがわかりました。
ただ葉が丸まりだしているということは、もう症状として表れているということですから株が弱り始めているということになり、早急な対処が必要です。
「だったらすぐに水と化成肥料をあげればいいのではないか?」と思うかもしれませんが、それでは不十分です。
いくら速効性肥料である化成肥料を与えても、肥料分が溶けだすのには多少時間が必要です。
「それじゃあ液肥を…」と考えますが、普通に売られている園芸用の肥料やハイポネックスなどは、化成肥料と同じで「根元に与える肥料」となりますので、吸収には時間がかかります。
※ハイポネックスなどの液肥は、花や蕾にかけると傷んでしまいます。(ハイポネックス公式サイトより)
もし化成肥料で十分だろうと考える人がいれば、実際に化成肥料と水をナスにあげてみてください。
きっと次の日にも変化は見られないはずです。
最悪の場合、丸まる葉が増えて、さらに進行しているかもしれません。
ここで求められているのは、「成長を促進する肥料」ではなく、「植物を元気にする肥料」となります。
また、ダメージを受けている植物を回復させる方法として「葉面散布」にも対応する液体肥料を与える必要があります。
そこで私が使用するのが、こちらの天然植物活力液「HB-101」。
このHB-101という肥料は、植物(杉・桧・松・オオバコ)から抽出された自然生まれの液体肥料で、カルシウム(カルシウムイオン)とナトリウム(ナトリウムイオン)がバランス良く植物に溶け込みます。
カルシウムやナトリウムが植物に吸収されると、細胞が活力化され「光合成の効率」が良くなり、ダメージを受けた植物が元気を取り戻します。
またHB-101は植物エキスということで、土にかければ「微生物が活性化」するので、野菜を育てながらも土壌改善が促される優れものの肥料です。
それでは実際に、HB-101を葉が丸まった株に散布してみましょう。
このような感じで、葉と土、全体にかけて問題ありません。
そして翌日。
葉の丸まりがなくなっただけでなく、つやのある綺麗な葉に生まれ変わりました。
このように、HB-101は即効性肥料としても、葉面散布用肥料としても、さらには土壌活性化肥料としても、とても効果の高い効果のある液体肥料です。
しかし1つだけネックがあるとすれば、その価格。
金額的にはハイポネックスなどの肥料と比べると、3倍くらいの値段がします…。
こちらが100cc入りのボトル。
約2,000円ほど。
ただ1リットルの水に1cc、1,000倍に薄めて使用しますので、1リットルジョウロで100回は使用できます。
そう考えると1回のコストは20円程度。
数百円の液肥に比べたら高いかもしれませんが、このHB-101を1本持っておくだけで家庭菜園の困りごとをほとんど解消できますから、安い買い物かもしれません。
少し話がずれましたが、ナスの葉が丸まってしまった時は、化成肥料や液肥ではなく、HB-101で対処すればすぐに解決しますよ!
効果はHB-101の効果を実験してみた。で検証済みです。
時間があれば、こちらも目を通してみてください。
公式サイトから購入する場合はこちら。
次回は、ナスのわき芽かきと一番果の収穫をご紹介します。