大根は1本立ちさせるまでに根が深く長く伸びて、1本立ちさせた後に急速に成長して太くなります。
前回の記事では大根を1本立ちさせるまでをご紹介しましたので、今回は大根が太くなる様子、そして収穫するまでの様子をご紹介したいと思います。
大根の種まきをして約1ヵ月後。
このような状態になります。
葉が大きくなっていくのと同時に、大きく広がり始めます。
40日後。
追肥後、ほとんど世話をしていませんが、虫食いはほとんどなく、葉も綺麗に成長しています。
肝心の根もとはというと、
まだ地上からは、白い大根の部分を確認できません。
種まきから50日程度が経過すると、大根の肩が見え始めます。
この状態ではまだ細さが感じられますが、土から力強くせり出てきた様子が分かるかと思います。
さらに10日ほど経って、大根を植えてから2ヶ月が経過する頃になると、
大根が大きく顔を出して、根元が一気に太くなりました。
これだけ大きくなったら、いつでも収穫できます!
上記の写真のように、根元に見えている大根が太くなっていれば、いつ収穫しても問題ありません。
冬になったこの時期は、大根の成長は穏やかになっていきますので、一度に収穫するのではなく、大きく成長したものから順番に収穫していくと、ながく新鮮な大根を味わう事ができます。
ただ、大きくなっているのにいつまでも畑に植えておくと大根が劣化する(すが入る)可能性もありますので、収穫は1ヵ月程度を目安に終わらせるようにしましょう。
さて、いよいよ大根の収穫方法を紹介します。
が、非常にシンプルで簡単です。
写真のように根元を束ねて持って、
引っ張るだけ。
説明するまでもありませんでしたね(笑)。
どうでしょうか?家庭菜園でも立派な大根が収穫できました。
大根栽培は成長が早くて、手間もかからず、そして大きな実りが期待できますので、家庭菜園初心者の方でも安心して育てることができる野菜です!
本当に簡単にできますので、ぜひ皆さんも大根栽培にチャレンジしてみてください。