昨年1度失敗している柿の栽培。
柿は冬の間ほとんど変化が見られないので、春にしっかりと新芽が芽吹いてくれるかどうか定植できたかどうかの目安。
今回は柿の越冬から新芽が芽吹くまでの様子をご紹介したいと思います。
植え付けから秋の落葉までの記事をご覧になっていない方は、こちらの柿の苗の植え方からご覧ください。
まずは冬の柿の葉芽の様子からご覧いただきます。
こちらは1月中旬の葉芽の様子。
秋の落葉からこれといった変化は見られていません。
まだ気温的には寒すぎますね。
そして1月も終わりにさしかかる頃。
雪が降りました。
柿は枝は樹齢が若くても比較的硬いので、積雪で折れるというような心配はありませんでした。
月が変わって2月の柿の葉芽。
まだ葉芽に変化は見られません。
寒さも緩み始めた3月。
少し変化が出るかな~と思いきや、何も変わらず。
また柿の栽培に失敗してしまったのか…と少し心配になります。
3月下旬。
葉芽の様子は…
ん~、少し大きくなったような、変わっていないような…
目に見えるほどの変化はありません。
やっと変化が確認できたのは4月1日のこと。
少しずつ形が変わってくるのかなぁ~と思っていたのですが、
葉芽から突き破るかのように突如新芽があらわれました!
葉芽がゆっくりゆっくり伸び始めてからの新芽、ではなく、唐突に新芽が顔をのぞかせました。
柿の新芽のアップ。
枝の中腹にも新芽が。
急な新芽の登場にビックリしたのですが、さらに驚いたのがここからの柿の成長の速さ。
新芽の確認から2日後。
既にいくつもの葉を展開していて、若葉が見えています。
そして1週間後には、こんな様子。
まだ柔らかそうですが、新しい枝も伸ばしています。
新芽から1週間後の引きの様子はこちら。
そしてこれが2週間経過すると…
立派な柿の若葉が、何枚もついてくれました。
枝の中腹からも、新しい枝が成長しています。
ここまでの成長が確認できれば、もう柿の定植に成功したといっても過言ではないでしょう。
植え付けから、根付き、そして越冬と、乗り越えなければいけない壁は一通り乗り越えることができました。
そして最後に4月下旬の様子です。
しっかりと成長した葉が何枚も確認でき、色艶も良く順調に成長してくれています。
さてこの次は、柿の花芽ができるのか?それとも今年は花は咲かせないのか?というのが気になるところ。
引き続き成長記録を更新していきたいと思います。
続いて柿2年目の成長をご紹介します。