新築の庭で家庭菜園ブログ
家庭菜園を新築住宅の庭ではじめた野菜の育て方ブログ

柿2年目の成長の様子

カテゴリー:柿の育て方 投稿日時:02月09日 

去年の6月に植えた柿の木ですが、無事に1年目の冬を越し、しっかりと根付いた様子。
今回は2年目となる夏の様子から、冬に至るまでの成長の様子をご紹介したいと思います。
柿の植え方などについては、こちらの柿の苗の植え方からご覧ください。

柿2年目の夏の成長

新緑の季節を終え、2回目の初夏が到来。
柿の木は沢山の葉を付けました。
初夏の柿の葉
一度失敗をしている分、鮮やかな緑の葉を見ることができて安心したのが本音。
これで2年目シーズンのスタートを切ることができます。

これから梅雨を迎えて本格的な成長を迎える前に、まずは施肥を行っておきたいと思います。
既に葉も多く茂っていることから、葉面散布が可能なHB-101をという液肥を使用しました。
柿の木の肥料
このHB-101という液体肥料は、植物を元気にするだけでなく、土中の微生物を元気にして植物を活性化させるという肥料になります。
天然成分で安全に使え、先にも述べたように葉面散布が可能となります。
柿の木に肥料を葉面散布
通常の液肥(ハイポネックス)などでは、肥料成分が固まってしまうので、葉面散布をすることができませんのでHB-101がオススメです。

それから約2週間後。
HB-101の効果も十分で、冬に確認した柿の芽からも多くの枝が発生してきました。
柿の新芽が成長する様子
枝の茶色い部分が去年伸びた部分、緑色の茎が春から初夏に伸びた茎です。

そして7月、本格的な夏がやってきました。
2年目の柿
枝はグングンと伸びていくものの、蕾や花が咲く様子は見られませんでした。
実を付けるのは、また来年以降に期待です。

ただ、柿の木はとにかく枝の伸びるスピードが速い
成長する柿木
まだ硬化していないのに枝が伸びてしまうため、自重で垂れて(曲がって)しまいます。

そこで菜園用の支柱を設置し、樹形を整えることとしました。
柿の木を支柱で支える

しかし、支柱1本では成長のスピードに追い付かず、支柱を継ぎ足し。
支柱の継ぎ足し
なんとか真っすぐにしながら伸ばしていきます。
逆を言えば、スペースなどの関係で柿の木を曲げて育てたい場合は、カーブを適度に調整しながら硬化させていくと良いのかもしれません。

2年目の秋から冬にかける柿の木の様子

10月に入り気温が下がると共に枝の成長は落ち着いて、11月になると柿の葉は見事に紅葉しました。
紅葉した柿の木

そして1週間もしないうちに全ての葉が落葉。
落葉した柿の木
気温差が激しかったこともありますが、柿の葉の紅葉が見られるのは一瞬のようです。

そして年を越し、2回目の冬がやってきました。
今回は夏までに多くの枝が発生したり、既存の枝が伸びたために剪定作業を行いました。

剪定作業は難しいと考える方もいらっしゃるかもしれせんが、意外と単純です。
交差する柿の枝
この写真のように枝と枝が交差している場所があります。
これが交差したまま次の夏を迎えてしまうと、ここだけ葉が過密になりすぎて日当たりや風通しが悪くなってしまいますよね。
そうなると病気の原因にもなりかねません。

ですからクロスした枝は、どちらかを剪定する必要があるのです。
柿の木の剪定
「どちらかを切る」というよりは、『どれを残したいか』と考えると分かりやすいかもしれません。

あとは私のように住宅の庭で柿を育てている場合は、通路や近隣の住宅に向かって伸びてしまわないよう、横向きに伸びた枝は積極的に剪定してしまいましょう。
大きく太く育ってからでは、剪定するのにかなりの労力が必要となってしまいます。

補足ですが、定植時(購入時)に剪定済みだった部分についてもご紹介しておきたいと思います。
柿の木の苗を購入した際、先端がこのように剪定されていました。
剪定されていた柿の苗木

それが2年目になると、このような姿に。
剪定された切り口の2年目
まるで切り口を飲み込むように、木そのものが太くなっていることが良く分かります。
最終的には、この切り口は外皮で覆われていくのでしょうか?
この辺りも観察を続けていきます。

こちらの記事も読まれています


新築の庭で家庭菜園ブログのツイッター
家庭菜園ブログを最初の記事から見る