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とうもろこしの種からの育て方

カテゴリー:とうもろこしの育て方 投稿日時:04月10日 

とうもろこしは収穫するとすぐに鮮度が落ち始める野菜。
スーパーで売られているとうもろこしは収穫から半日~1日以上経過していることが多いため、採れたてを味わうにはやはり家庭菜園しかありません。
家庭菜園でしか味わえない、鮮度抜群採れたてのとうもろこしは特別な味わいです。
さらに、とうもろこしは肥料を吸収する力が強いので、土壌に残った肥料分をリセットしてくれる一石二鳥の野菜なのです。
そんなとうもろこしを、今回は種から育ててみたいと思います!

とうもろこしを種から育てる

とうもろこしは育苗して苗を育てるのではなく、畑に直播きで栽培します。
(苗にすることも可能ですが、直播の方が楽です。)
種も安く発芽も簡単なので、直播きの方が圧倒的にコストパフォーマンスが良いです。

また、とうもろこしは「他家受粉」といって、自分の花粉ではなく他の株の花粉で受粉します。
そのため家庭菜園においてうまく受粉させるには、風で花粉が付きやすいように「2列」で育てることがポイントです。
他家受粉だからといって複数の品種を混ぜてしまうと、逆に実が付きにくくなるので、近くで栽培するのはあくまで1品種だけにしましょう。

次に栽培スケジュールとしては、3月の終わりごろ種まきに備えて、堆肥と化成肥料を混ぜ土づくりをしておきます。
とうもろこしの土作り
特に土壌酸度を選ぶ野菜ではありませんが、強酸性では育たないので注意してください。

その後4月に入ったら70cmの畝幅で畝を作り、2列で種まきできるように互い違いにマルチヘ穴をあけます。
とうもろこしの畝
穴と穴の間隔は15cm~20cm。
広く間隔を取ると安定して成長しますが、狭い間隔でもそこそこちゃんと育ちます。

そして7月~8月にかけてが収穫期となります。

とうもろこしの種まき

上記でご紹介した土づくりと畝・マルチの用意ができたら、種まきを行います。
今回使用する種はこちらのゴールドラッシュ88という品種。
ゴールドラッシュ88
甘みが強く家庭菜園でも栽培しやすい品種です。

とうもろこしの種はこんな感じです。
とうもろこしの種
しわくちゃで、干からびたとうもろこしの粒といった感じ。
ここからちゃんと芽が出るんですね。

それでは種まきの方法です。
指でへこみを作るのではなく、スコップで表面の土を軽く取り、マルチの穴1つに2~3個の種をまきます。
種まき

種を撒いたら土を戻し、水で流れないように軽く手で押さえたら、たっぷり水やりをします。
土を被せて押さえる

1週間以内には発芽しますが、低温の日が続くともう少し時間がかかるかもしれません。
とうもろこしの発芽
最高気温が15度を超えるような日が続けば、一気に発芽を確認することができるかと思います。


こちらは発芽から一週間後。
とうもろこしの発芽から1週間
既にとうもろこしを包む葉のような形になっていますね。

発芽して2~3cmほど丈が伸びてきたら、害虫・害鳥対策を行いましょう。
特に頻繁に鳥が訪れるような場所では、とうもろこしの芽を食べられたりすることがあるので、トンネルを作り防虫ネットをかけて、しっかりと害鳥対策をしましょう。

すぐに丈が長くなり外すことになりますが、大きく育ったころには食害の心配はなくなるので、それまではしっかりとネットをかけておいてください。

次回はとうもろこしの間引き方法についてご紹介します。

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