私が一番好きな果物はメロン。ずば抜けて好きです。
そんなメロンが家庭菜園で作れたら最高…。
今流行の家庭で作れる「ころたん」のような簡易的なものではなく、ちゃんとスーパーに並ぶような「プリンスメロン」を家庭菜園で育てたい。
ということで今回はプリンスメロンの育て方をご紹介します。
地這い栽培とプランター栽培両方行っていますので、ぜひ参考にされてみてください。
今回使用するプリンスメロンの種はこちら。
500円で入っているのは10粒。
さすが高級なメロン、失敗にはリスクを伴いそうです…。
しかしメロンを自宅で作れるのであれば、このくらいのリスクは覚悟の上。
メロン発芽率は決して悪くは無いので、発芽しないことはあまり問題ではなく、梅雨の時期に病気の発生を抑えながら育てられるかどうかがポイントとなります。
プリンスメロン栽培における全体のスケジュールとしては、3月に種をまき苗を作り、4月に本葉を揃えて摘心後植え付け。
5月から6月に子づる孫づるを伸ばして人工授粉を行い、7月以降に収穫という流れになります。
家庭菜園では通常の収穫期ではなく、完熟になってからの収穫を目指します。
まず使用する土は一般的な野菜の培養土でも良いですし、土に堆肥と石灰を混ぜてpHを6~6.5程度に調整した土を使います。
種については1ポットに1粒もしくは2粒撒きますので、必要な種の数を用意して半日ほど種を水に浸けておきます。
種の用意が出来たらいよいよ種まきです。
事前に湿らせておいたポットの土に、2cm程の穴をあけ種を撒きます。
優しくまわりの土を被せ、軽く水やりをして、室内の暖かく日差しの入る場所に置いておきます。
保温・保湿の役割と、部屋が汚れないようにするため、ビニール袋に入れて管理を行います。
家庭菜園で冬に種を発芽させる方法を参照。
室内で管理していると土は乾きにくいのですが、表面が多少乾燥してきたら少し水を上げてください。
そして種まきから4日後、土から双葉が顔をだし、プリンスメロンの発芽が確認できました。
2日後、さらに大きくなり双葉の真ん中にある成長点に本葉が見えます。
そして種まきから約20日後、しっかりとした本葉となり、順調に成長し次々と葉を作りだしています。
さらに10日後、種まきから30日後には4枚目の本葉が顔を出し、わき芽の子づるも見えてきました。
もう少しで摘心・植え付けとなります。
まずはしっかりと温度管理を行ってみてください。
種を撒く3月はまだ朝晩の気温は低いです。
外の外気で育てていると、発芽適温には程遠いので、室内での管理に切り替えてみましょう。
室内に置いていても発芽しない場合は、置いている場所がしっかりと日に当たっているか確認しましょう。
また室内に置いている限りは、あまり水やりの必要はありません。
室内では外ほど水分が蒸発しませんので、水が滴るほど水やりをすると種が腐ってしまうこともあります。
注意してください。
次はプリンスメロン地這い栽培 摘心から植え付けをご紹介します。