きゅうり(フリーダム)を4月に植えてから1ヶ月半、早くも最初のきゅうりを収穫。
これからどんどんきときゅうりが採れていきますが、きゅうりの収穫までの様子に加え、長く栽培し続けるためのポイント、また沢山採れるきゅうりの食べ方についても紹介していきたいと思います。
前回のきゅうりのわき芽かきと追肥のタイミングから、その後の様子をご紹介します。
まずこちらが5月10日のきゅうりの実。
まだまだ小さいですね。
次に5月13日。
少し大きくなりましたが、そんなに大きくはありません。
が、その2日後。
同じきゅうりがこんなに大きくなります。
そして5月16日には、もう収穫適期。
たった1週間でここまで成長しました。
中盤以降のきゅうりの肥大化はとても早いです。
ですから注意しなくてはいけないのは、きゅうりはこの収穫適期を逃すとどこまでも大きくなってしまうということです。
「実が大きくなるならいいじゃないか」と思うかもしれませんが、実を肥大させ過ぎると株が疲れてしまい最終的な収穫量は減ってしまいます。
収穫は小まめに行ったほうが良く、2~3日収穫できない日があれば、多少小さくても前もって収穫してしまった方が良いでしょう。
そして、こちらが最初に収穫したきゅうり。
イボなしきゅうりと言われるフリーダムですが、本当にイボはないのでしょうか?
近くで見てみると…
本当にイボがありません!
はじめは少しくらいイボはあるんだろうなぁと思って栽培していたのですが、見れば見るほど完全にツルツル。
皮を剥く必要もないくらいです。
そして庭には無限に発生するきゅうり。
ここから夏まで、ず~っときゅうりを収穫できます。
ちなみに、こちらのきゅうりの土作りと苗の植え方でご紹介したうどん粉病にならないきゅうりの植え方の結果ですが、見事にうどん粉病は発生しませんでした。
このように葉は青々として、健康に育ちました!
ここからは、なるべく長くきゅうりを収穫するためのポイントをご紹介します。
まず大切なのは追肥。
前回もご紹介していますが、きゅうりは10日間隔を目安に追肥を行います。
肥料が切れると、パタっと成長が止まってしまいます。
次に大切なのが摘心。
摘心とは、成長中の茎を摘むことで実を成長させたり新しい茎の発生を促す作業です。
茎が支柱の先端まで伸びたら、摘心を行いましょう。
はさみで切ってあげればOKです。
また、この頃にはわき芽も沢山できていると思います。
わき芽にもきゃうりが実りますが、1個か2個きゅうりを収穫したら、2節目で摘心してしまいましょう。
わき芽を放っておくと葉が密集してしまい、病気の原因にもなります。
注意しましょう。
そして上記でも触れたように、きゅうりは大きくし過ぎず早め早めに収穫すること。
これこそがきゅうりを長く収穫するポイントです。
今回私が育てた「フリーダム」という品種は、イボがないのでそのまま食べる生食がおすすめ!
採れたてはきゅうり臭さがほとんどなく、とってもみずみずしいです。
でも毎回生で食べてても飽きてしまいますよね。
そんな時は簡易ぬか漬けにしてみてはどうでしょうか?
やり方は簡単。
味噌6:ヨーグルト4の割合で、2つの発酵食品を混ぜます。
これを塩揉みしたきゅうりと一緒にジップロックに入れるだけ。
量もそんなに多く入れる必要は無く、写真のように、きゅうり全体になじむ程度で大丈夫です。
フリーダムは皮が薄いので、すぐに味が染み込みます。
4~5時間漬ければ、浅漬け風に。
丸1日以上漬けこむと、ぬか漬け風になります。
特に採れたてのきゅうりは、水分を多く含んでいるので浸透圧で味が入りやすく、短期間でもしっかりとした味になります。
またイボが無いことで、皮をむかずにそのまま漬けることができ、フリーダム向きの超お手軽レシピです。
使い終わった味噌+ヨーグルトは、塩分が薄まっているので使い回しはしない方が良いでしょう。
今回使用したきゅうりの種はこちらのフリーダムです。