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ピーマンの茎が折れてしまう時の対処法

カテゴリー:ピーマンの育て方 投稿日時:04月05日 

ピーマンは成長していくにつれ、わき芽が横に伸びて先端に実を付けるため、自重で茎が曲がったり折れてしまうことがあります。
今回はピーマン栽培で茎が折れたり曲がったりしてしまった時の対処法をご紹介したいと思います。

主茎は支柱を立てて固定

ピーマンを植えたときに伸びていた茎(主茎)は比較的硬く垂直に伸びることが多いので、台風などでない限り倒れることはありません。
それでも背が高くなってきり、わき芽の処理を怠ると風にあおられることもあるため、支柱を立て固定しながら管理するのが望ましいです。

ピーマンはトマトやナスくらい背が高くなることはないので支柱は使わないという方もおられますが、一度茎が折れてしまうと株に与えるダメージは大きいです。
こちらが実際に茎が曲がりひび割れが起きた状態。
ピーマンの茎が折れる
こうなってしまうと、成長にも影響しますので注意しましょう。

タイミング的には、1番花が咲くころ(全てのわき芽を摘んでいる状態で本支柱がベストです)麻ひもを使って、主茎を2~3箇所固定します。
ピーマンを支柱に誘引
トマトやナスなどの誘引目的というよりは、自重で倒れないための措置となります。

一方、この主茎から伸びてくるわき芽は、やや斜め方向に成長するため、成長し先端に実をつけ始めると『しなって』曲がりやすくなります。
少し曲がった程度では問題はありませんが、茎に裂け目ができてしまうと問題となります。

亀裂の入った茎を見つけたら、実が成っていない場合は茎を切り落としまって良いと思います。
ピーマンの剪定
普通のハサミで切ると切り口がギザギザになってしまい株にダメージを与えてしまいますので、剪定ばさみか収穫用ハサミなどを使って切り落としましょう。

既に実が成っている場合は、折れた茎の先端の成長点を切り、摘芯を行い実の肥大を優先させます。
その後、実が収穫できる大きさになったら少し早めに収穫を行って、茎の根元から剪定を行います。

主茎が折れてしまった場合

主茎は支柱を使って支えるのが基本ですが、もしも主茎が折れてしまった場合は、折れた部分から先は剪定し、節(主茎と葉の間)から伸びるわき芽を成長させていきましょう。
根元から折れてしまっている場合は再起不能となりますが、節が残っていれば復活の可能性は残っています。

伸びてくるわき芽を大切に育て、再び折れないように支柱で固定を行っておきましょう。
これが主茎の代わりとなります。
通常よりは収量が減ってしまいますが、わき芽にできた節から、さらにわき芽が育てば、一定量の収穫は見込めるようになります。

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