家庭菜園でも知名度の上がってきた「ころたん」。
プランターでもネットメロンが作れるというのが大きな特徴です。
今回はそんなころたんの育て方から成長の様子をご紹介したいと思います。
ころたんはサカタのタネが販売しているネットメロンの苗です。
「家庭菜園でメロンが収穫できる」「プランターでも栽培可能」ということがころたんの特徴なのですが、手のひらサイズと言ってもメロンはメロン。
栽培は知識がないと難しいかなぁという印象です。
ただ普通のネットメロンよりは病気になりにくい印象はありますし、成長が良いのは育ててみた実感としてありますので、他の野菜栽培を経験した方なら挑戦してみる価値はあります!
ころたんがホームセンターなどに出回るのは4月下旬からゴールデンウィーク終わり頃までです。
野菜苗の中でも比較的人気な苗で、入荷量によっては1週間ほどで売り切れになることもあります。
ホームセンターなどでの購入を考えている際には、事前に入荷日を確認しておくと間違いないでしょう。
どうしても手に入らない、近くに取扱店がないという場合にはオンラインショップの利用も検討してみて下さい。
・サカタのタネオンラインショップ
ころたんの苗は購入後すぐに植え付けを行いますので、事前に土の準備が必要です。
地植えする方や、自前の土を使う方は家庭菜園の土づくりの記事を参考に、冬のあいだに土づくりを行っておきます。
プランター栽培の場合は、ころたんと一緒に野菜用の土を購入しておきましょう。
今回はころたんの特徴でもあるプランターを使った栽培を行ってみました。
プランターのサイズですが、100均のものだとメロン栽培には小さすぎるので、野菜栽培用とされて売っている大きめのプランターを用意します。
土は上記の記事で紹介した自前の土を使用しました。
プランターに苗を植える際は、2/3くらいまで土を入れてから苗を置き、再度土を入れるという2段階で植え付けをしていきます。
ころたんの苗を植え付けたら、たっぷりと水やりをします。
この時、苗が斜めになったりするようであれば、土を寄せてしっかりと圧着させておくことが大切です。
次にとても重要な防虫対策についてです。
ころたんやメロンなどウリ科の野菜でもっとも注意が必要なのはウリハムシという害虫。
ウリハムシは葉を食べたり、うどん粉病の病原菌を運んできたりととてもやっかいな害虫で、このウリハムシ対策をするかしないかで成功率は大幅に変わります。
地植え栽培の場合はトンネルを作って防虫しますが、プランター栽培においても対策は同じです。
トンネル用のダンポールを2本用意し、プランターの四隅に合わせて曲げてトンネルを作るだけ。
通常のダンポールの高さであれば、雌花が咲くころまでネットをかけておけますし、茎が伸びてきた後に支柱としてそのまま利用できるので多変便利です。
ぜひ使用してみて下さい!
これでころたんの植え付けは完了しました。
次回はメロン栽培に欠かせない摘心とその後の成長についてご紹介したいと思います。