家庭菜園におけるサニーレタス(リーフレタス)の育て方をご紹介します。
家庭菜園でサニーレタスを育てるメリットとしては、何といっても新鮮なサラダが食べられること。
市販のレタスとは全然鮮度が違いますからね!
また一回に必要な量だけ収穫することも可能なので、収穫期間中ずっと新鮮なレタスを収穫することができます。
今回育てる品種はサニーレタスの「レッドウェーブ」です。
その名のとおり、葉が赤くなるタイプのレタスですね。
収穫までの全体スケジュールとしては、8月の初旬に種まきをして、1ヶ月間ポットで育て苗を作ります。
その苗を9月に定植、11月頃を目安に収穫となります。
畑に直播きしても構わないのですが、一般的には苗から作ることが多いです。
それでは苗の作り方を紹介します。
まず種は水につけておき、
根を出してからポットに植えつけます。
この真夏の時期、レタスの種は暑いところに置いておいても発根しませんので、クーラーの効いた室内、または一時的に冷蔵庫の野菜室などに入れて温度管理をすると発芽しやすくなります。
発根したところで家庭菜園用の土、もしくは堆肥を混ぜpHを調整した畑の土をポットに入れて種まきします。
サニーレタスの種は好光性ですので、種をまいて軽く土を被せてあげれば大丈夫です。
その後しっかりめに水やりを続けてあげると、二日後には双葉が出てきます。
発芽してから10日後。
レタスの葉となる部分、本葉が出来てきました。
発芽してから20日後。
本葉も大きくなってきたので、元気の良い株を残して間引きをします。
間引き後のレッドウェーブ。
サニーレタスは30度を超えるような真夏はあまり大きくなりませんので、この8月中はそんなに焦らなくても大丈夫です。
8月の下旬ごろ、雨の降った日や、やや涼しくなった日などに一気に大きくなります。
さて、苗を育成中にサニーレタスを定植するための土づくりを行っておきます。
レタスはどちらかというと酸性土壌を嫌う傾向にあるので、定植の2週間前に苦土石灰を撒いて中性にしておきます。
事前にpH調整をしっかり行っているのであれば、行う必要はありません。
pHの図り方はこちらの土のpHの測り方の記事を参考にしてください。
定植予定場所に堆肥と、元肥として化成肥料を土に加えます。
しっかりと混ぜたら、このまま約2週間ほど土を寝かせます。
定植前、約10cmの畝を作ります。
サニーレタスは葉を食べますので、土がつかないように必ずマルチングもしましょう。
地温・湿度も維持されるので生育もよくなります。
これで土づくりの完成です。
次回は定植から、レッドウェーブの成長の様子をご紹介します。