新築の庭で家庭菜園ブログ
新築戸建て住宅の庭で家庭菜園をはじめた野菜の育て方ブログ

家庭菜園における夏と冬の土壌消毒の方法

カテゴリー:土作り・準備,土壌消毒 投稿日時:02月03日 

家庭菜園において連作障害を避けるためにとっても大切な土壌消毒についてご紹介します。
我が家でお気に入りの野菜を毎年作りたい!と思っても、規模の小さい家庭菜園では作物のローテーションをすることは難しく、連作障害になる可能性が高いですよね。
また専用の薬剤も販売されていますが、せっかくの家庭菜園ですし薬にも頼りたくないという方も多いと思います。
そこで行うのが、夏と冬の気候を利用した土壌消毒です。

土壌消毒には2つの方法

家庭菜園レベルで考えられる土壌消毒の方法は2種類あります。
1つは、太陽光で土を蒸し上げる方法。
2つ目は、寒さで土を凍結させる方法です。

これらは夏の暑い日差しと、冬の厳しい寒さの自然環境を利用した土壌消毒の方法で、とても安全に行える手法となります。

夏にできる土壌消毒

まずは夏の日差しを利用した土壌消毒の方法からご紹介していきます。

用意するものは「黒いポリ袋」。
透明なものではなく黒いポリ袋を使う理由は皆さん小学校で習ってご存じかと思います。
白より黒いほうが太陽の熱を吸収しやすいからですね。

ただこの黒いポリ袋、ドラッグストアなんかでは最近売っていないんですよね…。
何年か前であれば黒いポリ袋なんてどこにでも売っていたのですが、各家庭でゴミの分別をするようになったことでパッタリと見かけなくなりました。
まだネットでは販売されていますので、少し多めにストックしておくと良いかもしれません。

Amazon 黒いゴミ袋 45リットル50枚

さて、夏の土壌消毒の方法です。
春から夏にかけて栽培した野菜の収穫が終わったら、その周辺の土をポリ袋に入れます。
黒いポリ袋に土を入れる
あまり入れ過ぎても袋が破けてしまいますので、量としては半分から3/5程度までにしておきましょう。

土を入れたら「蒸し上がる」ように、土に水を含ませます。
土を湿らせて蒸す
これで準備は完了。

口をしっかり縛って、直射日光のあたる場所で10日~2週間ほど放置します。
直射日光に当てて土壌消毒
土壌消毒が終わった土はそのまま使わず、堆肥や油粕などを混ぜ込んでから次の野菜に使用しましょう。

冬にできる土壌消毒

冬の土壌消毒については、土の表面に霜が降りるか、それに近い気温にまで下がる必要があります。
よって、冬場の土壌消毒は最低気温が0度以下にならない地域では難しいかもしれません。

冬の土壌消毒のポイントは、まんべんなく土を寒さにあてることです。
土が寒さにあたるのは表面だけですから、内部の土までしっかりと土壌消毒するためには多少手間が必要になります。
しかし来季の野菜を育てるために大切な作業になりますから、必ず行っておきましょう。

冬の土壌消毒をする期間は1月~2月、一番寒くなる時期を狙って行います。
まずは畑の外側を深くまで掘り、土を中央に集めていきます。
土を中央に集める
枯れ葉は堆肥にもなりますから、取り除かずにそのまますき込んでしまいましょう。

余計なゴミや冬に育てた野菜の根が残っていれば、土ふるいを使って取り除いておきます。
根やゴミは取り除く

中央に土の山ができたら、このまま10日ほど寒さにさらします。
表面に霜が降りたり、土が濡れた状態で氷点下になると、土がこんな状態に。
土の表面が凍る
土中の水分が固まることで、土の表面がでこぼこになります。
こんなにでこぼこにならなくても、土の表面が白くなっているだけでも土壌消毒にはなります。

もしこの間に暖かい日が続いてしまったら、寒くなるまでそのままにしておきましょう。

十分寒さに当たったら、次は真ん中を深く掘って畑の外側に積み上げていきます。
真ん中を掘る
つまり凸から凹にするイメージですね。
こうすることで空気に触れる面積を増やし、かつ下の土と上の土をひっ繰り返すことができます。

これで再度10日ほど寒さにあてます。
この凹凸の工程をもう一度くらい行っておくと完璧です。


最後に真ん中の穴へ堆肥や油粕などの肥料を入れて、しっかりと土を耕します。
真ん中の穴に堆肥を入れる
pHも測定し、必要であれば石灰なども撒いておけば春に向けての畑の準備が整います。

夏と冬の土壌消毒の方法、いかがでしたでしょうか?
毎年違う野菜を作るのならば土壌消毒の必要はないかもしれませんが、毎年トマトを作りたいとか、ウリ科で連作したいとお考えの場合は、しっかり土壌消毒をしておけば連作障害の心配もありませんよ。


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