新築の庭で家庭菜園ブログ
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水ナスの土作りと植え付け方法

カテゴリー:水ナスの育て方 投稿日時:07月13日 

家庭菜園では珍しい水ナス栽培にチャレンジしています。
今回は水ナスを育てるための土作りと定植(苗の植え方)についてご紹介したいと思います。
通常のナス栽培とは少し異なる部分もありますので、参考にしてみてください。

水ナス栽培の土作り

まずは土づくりについてです。
冬の間に堆肥や有機肥料などを混ぜ良く耕した土に、深さ20cm~30cmほどの溝を掘り、そこへ軽めの化成肥料とリン酸を投入します。
水ナスの元肥
普通のトマトなどの夏野菜を栽培するときよりも、元肥は少なめとなります。

その後、畝を立ててマルチシートをかけたら、暖かくなるのを待ちます。
畝を立てる
一方、水ナスの苗は、前回の水ナスの育て方と種まきについてから1週間ほど経過したことにより、さらに大きくなりました。
大きくなる水ナスの苗
なかなか暖かくならなければ、一番花が咲く直前くらいまで育苗していても問題はありません。
寒さには強くない水ナスですので、しっかりと暖かくなってから定植を行ったほうが失敗しません。

水ナスの植え方

天気予報などを確認して気温が上がってきたら、いよいよ定植となります。
時期としては、ゴールデンウィークくらいまでに定植ができていればOKです。

まずは、水を張ったバケツにポットごと苗を入れて十分吸水させます。
これを行うと苗の成長も良くなりますし、定植時に土が崩れる心配も少なくなります。

しっかりと吸水をしたら、マルチシートに穴を開け、ポットと同量の土を除き苗を植え付けます。
水ナスの定植
定植後は、これでもかと言うくらいに水をかけておきましょう。
水ナスと言うくらいですから定植後は乾燥させないように注意し、葉が萎れないように管理してあげてください。

そして、ナスの葉は「テントウムシダマシ」というオレンジ色をしたテントウムシの大好物でもあります。
こちらが水ナスの葉を食害しているテントウムシダマシ。
ナスの葉を食害するテントウムシダマシ
テントウムシのような体をしていますが、星の数と色が違います。

このテントウムシダマシに食害されると、このように葉が穴だらけに。
テントウムシダマシに食害された葉
株が大きくなっていればまだ大丈夫ですが、若い苗のうちに食害されると生育に影響しますので、必ず防虫ネットを張っておくようにしましょう。

あとは、水切れに注意しながら成長を見守っていきます。
こちらは定植から3日後の水ナスの様子。
定植から3日後の水ナス
早くも葉が大きくなってきていて、しっかりと根付いた様子です。

さらに1週間が経過すると、葉の数も増えていきます。
定植から1週間後の水ナス
双葉の近く(根元あたり)からわき芽も確認できます。
こういった新芽は成長の鈍化に繋がりますので、一番花が咲くまでは早めに取り除くようにしましょう。

また、葉をよく見ると、真ん中に沢山のトゲが見えるかと思います。
油断していると手や指に刺さりますので、忘れずにグローブを付けて管理するようにしてください。

次回は水ナスの実の付き方と収穫についてご紹介します。

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