5月に植え付けを行ったプランター栽培のプリンスメロン。
ゆっくりですが順調に育っています。
今回は、植え付け後の成長の様子と、グリーンカーテンにする為、ネットへの誘引方法をご紹介します。
他の記事でご紹介していますが、同時進行でプリンスメロンの露地栽培も行っています。
露地栽培とプランター栽培を比較しますと、プランター栽培の方が成長が遅く、葉の大きさも小さめとなっています。
「ある程度成長してから土量の差が出てくるかな」と思っていたのですが、最初の段階から違いがあったのでちょっと意外でした。
それでは、ゆっくり成長するプランター栽培のプリンスメロンの様子です。
5月11日、最初の花を咲かせました。
綺麗なのですが、ここで無駄な養分を使わないように花は摘んでいきましょう。
3日後、子づるを確認できました。
順調に育っています。
子づるが伸び始めたら、防虫ネットを外してネットへの誘因を始めましょう。
子づるのわき芽から伸びる「つる」を、最初は人の手で巻きつけます。
軽くひと巻きで大丈夫です。
2~3日経つと、自らグルグル巻きになってくれます。
成長点がネットから離れてしまった時は、人の手でネットにかけ直してあげましょう。
このように。
油断していると、奥に見える網戸など格子状になっている物へつるを巻き始めてしまいますので、小まめに観察するようにしてください。
全体像を撮影するのは中々難しいのですが…ネットへの誘引は、こんな感じになりました。
しっかりとネットに巻きつきながら成長しています。
今回使用しているネットは、四隅が分かりやすく絡まない誘引ネットです。
四隅に色違いの紐がついているだけなのですが、これだけで使いやすさがまったく違うオススメの誘引ネットです。
メロンのネット栽培には、せじhこちらを使ってみて下さい!
こちらのプリンスメロン地這い栽培の子づると孫づるの育て方でもご紹介していますが、孫づるは10節以降で伸ばしていきます。
ただプランター栽培の場合は1株2個ほどの収穫となりますから、子づる1本に対して1個の計算になります。
なので、10節以降の孫づるに雌花が確認できたら、それ以降は数える必要はありません。
プランター栽培で、初めての雌花を確認しました。
しかしこの雌花は5節目の孫づるなので、このまま芽かきをしました。
そして6月20日。
10節目以降に伸びた孫づるで、雌花の蕾を発見しました。
元気そうな花を咲かせれば、ここで人工授粉行います。
花が小さかったり、元気そうでなければ、次の雌花を待っても良いと思います。
メロンの人工授粉については、こちらのプリンスメロンの人工授粉の方法でご紹介しています。