10月に種まきをした玉ねぎ。
本格的な寒さが到来する冬になる頃、玉ねぎの成長はどうなるのでしょうか?
成長しない、まったく伸びない、太くならない、色々と不安になる時期。
今回は冬の間の成長の様子をご紹介します。
玉ねぎの成長が加速してくるのは、3月~4月の暖かくなる頃となります。
まだ気温の低い1月や2月の寒さの中では、成長はかなり鈍くなります。
それでも少しずつ少しずつ伸びるように成長して、1月の段階でこれくらいになります。
年明けごろに、2本に間引きます。
そして寒さもピークを迎える2月、葉と葉の真ん中の成長点から次の芽が顔を出し始めます。
1本立ちさせました。
成長期の3月に向けて、準備が進んでいますね。
玉ねぎは肥料を多く必要とします。
成長に合わせて追肥をし、さらに大きくなってもらいましょう!
玉ねぎにとって冬は上手く根付くか、根付かずに枯れてしまうか、分かれ目の季節。
玉ねぎの種は発芽率が良いので、発芽しないということはなく、冬をうまく乗り切れるかどうかが重要となってきます。
上手く育たなかった玉ねぎ。
失敗の原因としては、肥料不足が一番多いかもしれません。
コガネムシの幼虫などに根を食われる場合もあるのですが、肥料をあげる間隔が空きすぎたりしても上手く育ちません。
玉ねぎを1本間引くごとに、化成肥料や液体などの即効性肥料をあげていると育ちが良いようです。
また、日当たりが悪かったり特に気温が下がる地域では、マルチングなどで地温を上げる工夫も必要となります。
次回は玉ねぎが倒れた時に土寄せは必要?となります。