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ネギの土寄せ方法や土寄せの時期について

カテゴリー:ネギの育て方 投稿日時:10月03日 

ネギに土寄せが必要なのは「ネギの白い部分を作るため」というのは皆さんご存じかと思います。
しかし「ただ土を寄せる」というだけではなく、ネギの土寄せには最適な時期寄せる土の量にコツがあります。
また、土寄せは追肥(後から与える肥料)の作業も兼ねていますから、美味しいく太いネギを作るためには欠かせない作業です。
今回はネギの土寄せを行う時期や、土寄せの方法についてご紹介していきたいと思います。

土寄せの時期やタイミング

前回のネギの苗の植え付けの記事でも書いていますが、初回の土寄せは植え付けから約3週間後と時間を空けます。
土寄せのタイミング
ネギの成長点が、上記の写真くらい高くなってきたら土寄せのタイミングです。

その後は、成長点(枝分かれしているところ)が5cm位伸びてきたところで土寄せを行っていきますが、植え付けから間もない時期に行う土寄せにおいては、まだネギが太くなろうとしている状態なので、あまり多く土寄せしてしまうとネギを圧迫してしまい細いネギになってしまいます。
ですから最初の2回までは軽めに、優しく土寄せを行います。
2回目の土寄せ前
決して土を固めたり、圧迫してはいけません。

こちらは、2回目の土寄せ作業後の様子。
2回目の土寄せ後
まだ優しく土を盛ってあげる程度。
太くしっかりと成長した後は、土をたっぷりかけてネギの白い部分を作っていきます。


土寄せ時の施肥について

冒頭でも申し上げたように、土寄せを行う時は追肥も行うと良いでしょう。
3回目の土寄せをする頃になったら、土寄せをする前に、畝の間や土寄せをする土に化成肥料を撒いておきます。
ネギの追肥
化成肥料の量は、1㎡で約1握り分です。

この化成肥料を撒いた土を、軽くほぐしながらネギの根元に優しく寄せていきます。
ネギを一緒に植える
3回目以降の土寄せではネギもそれなりに大きくなっていることが想定されますので、成長点(枝分かれしているところ)のすぐ下まで、しっかりと土寄せをしましょう。
土寄せが不十分だと、白い部分が少ないネギになってしまいます。


土寄せ時の注意点としては、成長点は必ず地上に出るようにしましょう。
成長点まで土をかけてしまうと、成長を阻害したり、大きくなりにくくなる場合があります。

この土寄せ作業は収穫までに4回~5回ほど繰り返して行い、最終的にはネギを中心に、畝が山のような形になっていきます。

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