今回は大玉トマトの収穫までをご紹介したいと思います。
冬の種まきから考えると、その時期ごとに色々な世話が必要だった大玉トマト。
いよいよ収穫の時期を迎えました。
前回は1番果の摘果を行いましたが、この記事ではその後の大玉トマトの成長記録と、収穫までの育て方について写真付きでご紹介します。
育て方に入る前に、今回私が育てた大玉トマト麗果の初収穫は6月28日となりました。
これは一番初めに計画を立てた「6月中に収穫を始める」というスケジュールの通り。
まったく実割れもありませんでした。
お時間があれば、トマトの最初の記事大玉トマト麗夏(発芽まで)から読んでみてください。
さぁ、収穫までの育て方にまいりましょう。
まずはトマトの成長の様子をご覧いただきます。
こちらは5月26日の状態。
ちょうど収穫の1ヶ月前となります。
まだまだ青くて艶もなく、マットな感じですね。
同時期で一番上となる第三花房の様子がこちら。
花も咲いていれば、実になっているものもありますね。
次にこちらは6月に入ったところです。
↑の写真で一番下についていた小さい実を摘果しました。
家庭菜園では1花房あたり3~4つが理想的な数です。
多すぎると1つ1つの実が小さくなってしまいます。
6月10日の第三花房の様子。
10日ちょっとでこんなに大きくなります。
第五花房まで花が咲くと家庭菜園では大成功と言えます。
これ以上株を大きくする必要はありませんので、成長を止めるために摘心を行います。
摘心とは、新たに伸びる茎や葉を切って、それ以上大きくさせないことです。
これをすることにより、実に栄養が行きやすくなります。
摘心をしました。
後日まだ伸びている様子があれば、再度摘心してください。
摘心後は追肥(後から与える肥料)を行います。
実を大きくするのに栄養が必要ですから、株まわりにしっかりと化成肥料を撒いてあげてください。
摘心を終えたトマト。
ここからは大玉トマトが赤く完熟するまでの様子をご紹介します。
6月24日。
ついに色の変化が起こり、積算温度が収穫温度に近づいている模様です。
6月27日。
真っ赤なトマトになりました!
でもまだ収穫しません!
自然に実が落下する少し手前が完熟トマトなのです。
6月28日。
ついに収穫時期を迎えました!
完熟トマトです!
真っ赤になってとても美味しそうです!
ちなみにこの時の第三花房の様子はこちら。
順々に色づいて、しばらくトマトが楽しめそうです!
そしてこちらが収穫したトマト。
綺麗に洗ってよく見てみると、本当に真っ赤な完熟トマトになっていました。
味はというと…
とても甘く、ほのかな酸味。
大玉トマトの王様と呼ばれるだけあって麗果のバランスは最高です。
こんな美味しいトマトは、やっぱり家庭菜園でしか食べられませんね!