新築の庭で家庭菜園ブログ
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プリンスメロン地這い栽培 摘心から植え付け

カテゴリー:プリンスメロンの育て方 投稿日時:04月24日 

プリンスメロンの苗は、本葉が4枚~5枚になったところで、摘心を行ってから植え付けという流れになります。
それまでに畑の土作りをして畝を作り、マルチングまでを済ませておきましょう。
今回は大切なメロンの摘心のやり方から、プリンスメロン栽培に必要な土作りについてご紹介します。

メロン栽培における摘心

摘心とは、その茎や枝の成長を止めるために行う作業のことです。
プリンスメロンでは本葉が5枚ほど揃った段階で、「親づる」と呼ばれる中心の茎を切り落として成長を止めます。
こうすることで植物の生存本能なのか、本葉の生えているわき芽から「子づる」という新たな茎が伸び始めます。

なぜメロンは摘心をして子づるを伸ばす必要があるのかと言うと、メロンをはじめとしたウリ科の植物には、発芽から伸びる中央の茎「親づる」には雌花が咲きにくいという特性があります。
(絶対に雌花が咲かない、という訳ではありません)
一方、子づるや孫づるには雌花がつきやすい傾向にあります。
よって子づる・孫づるを伸ばし栄養を集め成長させていくために、最初の親づるは本葉を4枚~5枚残して摘心をするのです。
これが摘心する理由であり、そして一般的なメロンの栽培方法となります。


摘心のやり方

まずは苗の状態をご覧いただきましょう。
1番花が咲いたプリンスメロンの苗
ここまで室内で育ててきましたが、1番花が咲くほど順調に育っています。

ただ、まだ花は必要なく、余計な力を使わせないように開花した花や蕾は取り除いていく必要があります。
プリンスメロンの一番花
しばらくの間は花と蕾は摘み取っていきましょう。
花と蕾を摘む

そしてこちらがプリンスメロンの親づるの先端。
メロンの摘心のやり方
6枚目の本葉が大きくなろうとしているところです。

摘心の仕方はとても簡単ですが、本葉の数え方に注意してください。
最初の双葉は本葉ではありませんから、数には入れません。
本葉が5枚残るところで摘心をしましょう。

病気などを防ぐために、清潔な園芸用のはさみか手を使って茎を切り落とします。
摘心後
これで摘心が完了。
2~3日後には畑に植え付けを行います。

プリンスメロンを育てるための土作り

プリンスメロンの好む土壌pHは6.0~から7.0と言われています。
ですから土は中性~ややアルカリ性よりに調整し、酸性によらないように注意します。
植え付けをしてからでは調整できませんから、必ずこのタイミングで調べておいてください。

適正値が6.0なのに、なぜ「ややアルカリ性に調整」するのかと言いますと、家庭菜園の場合化成肥料を使うことが多と思うのですが、化成肥料は使うたび土を酸性に傾ける性質があります。
新しい野菜を育てる前(土作りの際)には必ず土壌pHを測定しておき、適正pHより少しだけアルカリ性の状態からスタートすると、酸性になる要因である元肥で加える化成肥料、その後の追肥による化成肥料、さらには梅雨の酸性雨など、栽培の過程で自然と酸性に傾く要因により追々適正なpHに誘導できるのです。


土壌酸度・照度・水分量の3つが測れて1000円以下!
こちらで土のpHの測り方も紹介しています。

さて、ここからは土作りになります。
植え付け1ヶ月前、もしくは冬の間に堆肥や腐葉土を混ぜて耕しておきベースの土を作ります。
そして植え付けの約2週間前になったら、上記のようにpHを確認し、化成肥料と必要なだけ石灰(pH調整)を撒き十分耕します。
プリンスメロンの土作り
土がよく混ざりあったら、畝を作ります。
地這い栽培の場合、マルチングした上をつるが伸びていきますので、成長をイメージして伸びた葉が土に触れないように株間と畝幅はできるだけ広くとります。
株間は100cm以上、畝幅は70cm~100cmが理想となります
また定植前には、土全体にたっぷりと水を含ませておくと定植後の乾燥を防ぐことができます。

プリンスメロンの定植

それでは摘心の済んだ苗を、畝に植え付けていきましょう。
マルチの穴から土をすくい取り、植え付けるための穴をあけておきます。

ポットから優しく苗を取り出し、土を崩さないように畝へ植え付けを行います。
この時に根の状態も確かめておきましょう。
プリンスメロンの根
このように、白い根がポットを回っていれば健康な証です。


植え付けをしたらしっかりとまわりの土を寄せて、苗と畝の土を密着させ、最後にたっぷりと水やりをしたら定植の完了です。
プリンスメロンを植え付け(定植)

気温が暖かくなってくるこの時期、どこからともなくウリハムシがやってきます(早ければ植えたその日から見かけることもあります)。
若いうちから葉を食べられてしまうとその後の生育に大きな影響を与えますので、無農薬栽培を目指す際には、防虫ネットや寒冷紗などを使ってしっかりと害虫対策を行っておきましょう。
防虫ネットを被せる

次回はプリンスメロン地這い栽培の子づると孫づるの育て方をご紹介します。


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