新築の庭で家庭菜園ブログ
新築戸建て住宅の庭で家庭菜園をはじめた野菜の育て方ブログ

メロンがうどんこ病になった時の治療方法

カテゴリー:プリンスメロンの育て方 投稿日時:06月20日 

メロンなどのウリ科の植物でよく見かけるうどんこ病
無農薬栽培している家庭菜園においては、よく見かける病気かもしれません。
カビの一種で、まるで「うどんこ粉」のように、粉状の白い斑点に見えるのがうどんこ病の特徴。
見た目ですぐに判別できる病気です。
ネット上では色々な予防法が書かれているのですが、菌が風で飛んでくることでも感染するので、予防の仕様が無いというのが現実です。

うどんこ病になってしまったら

うどんこ病の対策は早期発見がなによりの特効薬。
白っぽくなっている葉を見つけたら、すぐに摘んでしまいましょう。

うどんこ病になったメロンの葉。
うどんこ病初期

初期段階では摘んでしまうだけで、他の葉への感染を防ぐことが出来ます。
摘んだ葉には菌が付着していますので、手荒に扱わずに、優しくゴミ袋などへ移し処分してしまいましょう。
決して土の上に置いておいたりしないように。

無農薬での治療法から完治方法まで

うどんこ病は、菌が葉に侵入して養分を吸い取ってしまう病気です。
最悪の場合枯れることもある怖い病気となります。
また軽度であっても、菌が葉の表面を覆うことで光合成を阻害します。
特に実がなっている時に葉の光合成を阻害されると、甘さなどの大切な食味が落ちてしまいます。
家庭菜園で一生懸命育てた野菜。
美味しく食べるために、うどんこ病を見つけたら早めに治療して完治させましょう。

広範囲にうどんこ病が広がってしまったり、同時多発で発生した場合は、下記の順で治療を試してみてください。

・家庭用の酢を使う

ご存じのとおり酢には殺菌作用がありますから、早い段階であれば、どの家庭にもある「普通の酢」で殺菌できます。
使い方は、ご家庭にある酢を20倍~30倍に薄めて、スプレーボトルにいれて葉に吹き付けるだけ。

上記写真のうどんこ病に、酢を吹きつけた状態。
うどんこ病に酢を吹きつける

翌日。
酢の効果
食品である酢を散布しただけでも、カビの菌糸が壊れはじめ、薄くなっているのが分かります。
即効性は高くありませんが、うどんこ病初期なら数日続けることで、綺麗に殺菌することが出来ます。

・酢と木酢液を使う

上記の酢に加え木酢液を混ぜます。
木酢液は炭を作る時に副産物としてできる液体で、「酢酸」が含まれています。
殺菌能力が高く、酢と混ぜて使うことでさらに高い殺菌効果が期待できます。

こちらは100倍~200倍程度に薄めてから、スプレーボトルで葉に散布します。
別のうどんこ病変。
うどんこ病の病変

うどんこ病に酢+木酢液を吹きつけた状態。
酢と木酢液を吹きつける

翌日の状態。
酢と木酢液の効果
菌が大きく広がっていた病変が、あきらかに小さくなっています。
こちらも数日続けることで、中期までのうどんこ病なら効果が期待できます。

ただ木酢液は粗悪なものもあるので、十分注意してください。

精製された安心な純粋木酢液


・カダンセーフを使う

ヤシ油とデンプンからできた、食品生まれの園芸用忌避剤。
アブラムシなどの害虫や、うどんこ病に効果があると言われています。
安全な成分がゆえ、1度だけではなく数回使用して効果が表れます。

花と野菜のやさしい殺虫・殺菌 カダンセーフ
無農薬栽培の中では、1番うどんこ病に効果が期待できる商品かと思います。

・ダニコール1000

メロンなどのウリ科に適用のある農薬。
最終手段ですが、使用法を間違わなければ安全です。
上記の方法で殺菌してから使うことで、うどんこ病の発生を抑えることが出来ます。

住友化学 殺菌剤 ダコニール1000
メロンのうどんこ病の場合は700倍に希釈して使用しますが、必ずラベルを確認して希釈倍数と使用方法を確認しましょう。

うどんこ病の予防方法

うどんこ病はカビ一種ですから、家でカビが発生する時と発生条件は同じになります。
高温多湿であったり、通気性が悪かったり、一度発生した菌をそのまま放置して広がったり。
ですからメロン栽培の場合は、細くて弱々しい孫づるは早めに整枝して通気性を確保し、葉の密度が高くなり過ぎないように注意します。

また冒頭でも述べたとおり、うどんこ病は風によりカビの胞子が飛んできて、他の植物に感染するという経路があります。
これは完全に防ぐことが困難なのですが、感染経路は、遥か遠くから飛んできた菌が感染を広げるということよりも、まずは各地にある背の高い樹木を伝って感染していくと考えられます。
様々な植物を伝って菌が感染していき、その後、庭の家庭菜園の野菜へと菌がたどり着いている、という可能性がある訳です。
ですから庭に樹木がある場合、人間が食べる実をつけない樹木であれば、早めに農薬を使いうどんこ病の感染予防をしておくことで、家庭菜園の野菜への感染は防ぐことができるかもしれません。


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